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労務管理

労務管理とは、労使関係に関する施策や制度、ならびに賃金、賞与、手当て、労働時間、休日・休暇、福利厚生など労働条件に関する施策や制度のことです。「人」「モノ」「金」「情報」といった経営資源を事業に投入することによって、目標とする成果を生み出す“従業員の活動”について施策や制度について考えます。

Case # 0127
なぜ管理職に推薦しなかったか
概要

業界中堅の「協進火災海上」の山本は、同期のトップを切って課長昇進と同時に岩手営業所長に着任した。担当地域は激戦地区であり、バブル崩壊後の下で緊急収益確保の方針が出されるが、要の部下である宮田営業所長代理は、意見の相違もあり方針通りに動いてはくれない。そんな折、上司である支店長から宮田営業所長代理の昇格の打診を受ける。山本は宮田のそれまでの行動から率直に「見送り」を返答したが・・・・・・・・。

対象層
管理職
文字数
約2,800字

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Case # 0115
戻せばダメになるのだが
概要

第2子出産のため、名古屋郊外にあるサービス・センター総務課庶務係の豊永が辞めることになった。かつて庶務係には5人いたが、いまでは3人で済ませている。交通事故に遭った田所係長は52歳、大坪さんは新人で受付と接待で手いっぱい、結局誰か豊永の代わりを所内から探すことになった。そして選ばれたのが、技能者だがラインの厄介者の杉原(43)だった。ところが杉原は、庶務の仕事に変わって見違えるようになった。これには竹内総務課長はもちろん、津上所長も驚いた。その杉原が、突然元の出張サービス課に帰りたいと言い出した。貴重な技能者をなぜ庶務に使うのか、それが前の課と組合の言い分だった。

対象層
管理職
文字数
約2,600字

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Case # 0112
残業削減の波紋
概要

長船産業では、労使協調には慎重な配慮がなされ、昨今業績は伸び悩んではいるものの、ようやく大卒新人の採用ができるようになっていた。本社工場資材部購買課の中村企画係長は、係をよくまとめ課長昇任の呼び声が高かった。喜田購買課長は、課単位の職場会議の席上、部の方針として20%の経費削減、その一環として残業抑制、定時退社が決まったことを告げた。しかし部下たちは納得しなかった。その日の夕刊には、競争会社の月星産業の一時帰休制採用を告げていた。中村係長は、喜田課長に成案をぶっつけることにした。

対象層
管理職
文字数
約2,500字

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