モチベーション
モチベーションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動する際の原動力となる、「動機づけ」「やる気」のことです。人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・低められていくかを考えます。
中堅の建設業「桑田建設」の２年目社員である奥田は、地主などをまわり、マンションを建ててもらうよう説得するのが主な仕事であったが、今年になって、ようやく一人で仕事をすることが多くなった。しかし、なかなかこれといったお客様に巡り会うことができなかった。その日は、自分の担当地区である大石不動産に立ち寄ると、大石社長の知り合いで、土地の使い方に迷っている人がいるという話を聞いた。その対応を頼まれ、次の週に、そのお客様を訪問した。しかし、なかなか踏ん切りがつかないようなので、奥田は園田課長にはそのことを報告していなかった。ある日、その件を知らないはずの課長から、その契約が取れたと知らされる。自分の数字にしてくれたとはいうが、どうにも気持ちはおさまらなかった。
ケース「ベテラン主任の処遇をどうする」（＃１３５）のティーチング・ノートです。
料金：3,000円（税別）です。
※ティーチング・ノートは、研修を実施する際に必要なケースの分析や設問例などを記載したものです。作者の意図や狙い・背景なども書かれています。
Ａ社Ｂ事業所の営業支援課は、榊原課長の下に３係が設けられていた。その支援第１係は、上田係長の下に４人おり、そのうち落合主任（７年目、高卒、45歳、女性、既婚）は平均３年で異動させる会社の人事方針から離れ、個人的な理由から家から近いＢ事業所に居着いてしまっていた。そんな彼女は自分の仕事が終わるとさっさと帰宅するが、そんな態度を課内では、よく思われていないようであった。
ケース「問題営業所に来た新所長」（＃１２６）のティーチング・ノートです。
料金：3,000円（税別）です。
※ティーチング・ノートは、研修を実施する際に必要なケースの分析や設問例などを記載したものです。作者の意図や狙い・背景なども書かれています。
全国梱包輸送㈱の水戸営業所は、本社に伝わるほどの問題をちょくちょく起こしている問題営業所であった、新営業所長として着任した浅沼は着任当日から営業所のたるんだ実態を垣間見る。何らかの手を打つ暇もなく飛び込んでくるクレームやトラブルにため息の出る日々が続く････････。
