テーマ : メンタルヘルス
沖野営業部長の部下の、二人の課長が相次いで問題となる対応をおこした。国内営業グループ長の森下課長は、配下の諸岡が次第に会社を休み勝ちになりになったので、皆の面前でメンタルヘルスの担当医師へ行くよう命じた。診断結果を本人が教えないため、自ら医師に結果を聞きに行ったが、教えてもらえず、職場でノイローゼらしいと話した。
やがて諸岡は、全く出社しなくなり、自宅を尋ねると、妻から強い抗議を受けた。
もう一人の、輸出営業グループ長の佐野課長は、派遣社員の宮本(女性)の対応に問題を残した。軽いとはいえ身障者の子供を抱える宮本の、たびたびの要請(子供の参観日の休暇、残業過多による業務 見直し)をことごとく無視した結果、宮本は疲労で退職を申し出て、出社できなくなった。相次ぐ二人の課長の対応で、沖野営業部長は、今後どうするべきか頭を抱えてしまった。