テーマ : 組織風土改革
医療・健康器具や健康食品の販売会社K社は創業40周年にあたる今年、社長の発案で会社の組織風土を改革するためにいくつかのスローガンを掲げた。それは、①風通しの良い組織風土②やる気の出る組織風土③健康に仕事ができる組織風土である。各部署や各拠点のトップがそれに責任をもって実現させるようにという社長命令であった。東関東支店の横山支店長は早速プロジェクトを結成し、実施計画を作成させた。リーダーの木田課長は、計画は良いものだし、予算もそれなりに確保したので、成果に自信があった。だが、一回目の成果検討会では悲観的なことばかり出た。木田課長は怪しい雲行きになってきたと思った。さてどうするか、木田課長は考え込んでしまった。