テーマ : 人材育成
「プロジェクトスリー」を打ち出した家電メーカーのスマート社では、全社をあげて一連の新製品の開発と販売戦略の策定に取り組んでいた。販売企画第1課の佐山課長は、「我が社の“島耕作”課長」と呼ばれ、社内の期待を集めていた。課長は入社7年目の横田に目を付け、若者向けのハイテク事務用機器の市場調査を命じた。かねがね自分のキャリアアップを意識していた横田は、独自の調査を始めたものの、佐山「現“島耕作”」課長の考え方には必ずしも同意できなくて、「将来の“島耕作”」課長を夢見るのだった。