テーマ : マーケティング
新方式の複写機でブランドを築いてきたEX社は新規事業育成ブームに乗り、「個人向け複写機の販売」を新規事業化した。「個人向け複写機」は大変な反響を呼び、初年度は売り上げ目標の200%を超える順調な滑り出しであったが、3年目以降、販売計画を下回る月が目立ち始める。ついに、経営側は事業立て直しのための人物を送り込んだ。着任した山本が直面したのは、誰もが「うまくいっている」と信じていた新規事業部の意外な事態であった。